「クラスター抑制を目的とする共同実証研究について」

令和3年7月1日に、東京都健康長寿医療センターと、東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(非営利共益法人)とは、「抗原検査実施によるクラスター抑制等」を目的として、共同して実証研究を推進する協定を締結しました。その共同実証研究の内容について記者発表を開催いたしました。

東京都健康長寿医療センターではコロナウイルス感染症蔓延防止の観点から入院患者への面会を全面禁止としております。一部例外として、主治医の判断により面会を必要とする患者家族には、一週間ごとの面会前のPCR検査の実施や面会者の検査費自己負担の協力等をお願いしております。現状では頻回に実施できない、結果が出るまでに時間を要する、高額であるという問題を抱えています。こうしたことから弊組合が検証した抗原検査法を用い、頻回に、利便性の高い検査を安価に実施できるよう本実証研究を推進し、よりよい患者サービスへ繋げていきます。

弊組合は、検査結果の収集をおこない、頻回検査によるクラスター抑制がどの程度可能かどうか、分析する予定です。

令和3年7月5日現在